バスケをやめて剣道へ。個人競技に変えた息子と、親が一番大変だったこと

成長記録

こんにちは、剣道未経験のかあさんです。

「いま続けている習い事を、別のものに変えてもいいのかな…」

子どもが「やりたい」と言い出したとき、嬉しい反面、不安になりますよね。とくに、みんなで力を合わせる団体競技から、一人で戦う個人競技へ——となると、「この子に合うのかな?」と迷う親御さんも多いと思います。

わが家はまさに、それでした。大好きだったバスケをやめて、剣道へ

この記事では、習い事を変えた当時の不安から、6年続けてみて見えてきたことまで、正直に綴ります。同じように迷っている親御さんの、ヒントになればうれしいです😊


わたしが望んでいたのは「団体競技での青春」だった

正直に言うと、わたしはずっと、息子に団体競技をやってほしいと思っていました。

1つのボールを、みんなで運ぶ。連携プレー。仲間と切磋琢磨する青春——。

協調性って、社会に出てからも必要なものだし、何より、チームで頑張る子どもたちのプレーって、見ているだけで泣けてくるんですよね。あの一体感を、息子にも味わってほしかったんです。


でも、息子は「俺が俺が」タイプだった

ところが、わが子はどちらかというと**「俺が俺が」タイプ**。協調性は、正直、得意なほうではありませんでした。

小学校に入ってからは、学校生活にもなんだかフラストレーションを溜めているようで。そんな様子が、母としては気がかりだったんです。


そんなとき、剣道に出会ってしまった

気がかりだったあの時期に——剣道と出会ってしまったんです

大きな声を出して、思いっきり竹刀を振る。打突する。

「これは、精神力が高められるかも」「忍耐力もつくかもしれない」。
そして何より、息子自身が「かっこいい!」と剣道に魅了されていました

一時期はバスケと剣道を両立して頑張っていたのですが——転機は、すぐにやってきました。


転機:初めての試合で、やる気スイッチが入った

剣道を始めてしばらく経ち、初めての試合

なんと、息子は学年2位になったんです。

これで完全に、やる気スイッチがON。気づけば息子は、剣道一本に絞っていました。

子どものやる気って、こういう小さな「できた!」から、一気に燃え上がるんですね。


6年間ほぼ皆勤。稽古は「生活の一部」になった

そこからの6年間、息子はほぼ皆勤賞で稽古に通い続けました。

もちろん、たまには「今日は行きたくないな…」という日もあります。でも、それは学校と同じ。行きたくない日があっても、行くのが当たり前。剣道は、すっかり生活の一部になっていました。


正直に言います。大変なのは、親のほうでした

ここからは、本音を書きますね。

剣道そのものを頑張るのは子どもですが、日々の生活をまわすのは、親なんです。

学校から帰ってきたら、急いで宿題。ごはんを食べて、着替えて、稽古へGO!

わたしの口癖は、いつのまにか**「早く!早く!」**になっていました。

「帰ってきたら早く寝かせなきゃ」という呪いにかかったように、毎日バタバタ。宿題をじっくり見てあげることも、難しくなりました。寝る時間は遅くなり、朝はもう、本当に起きられない。朝、子どもを起こす時間が、1日でいちばん苦痛だったほどです。

それでも——毎日、本当によく頑張ったと思います。子どもも、親も。


それでも応援できるのは、たった一つの思いだけ

親がここまで一緒に頑張れるのは、**「頑張っている子どもを応援したい」**という、ただその気持ちだけなんですよね。

ちなみに、剣道にまったく馴染みのなかったわたしは、6年間見取り稽古をしても、いまだに竹刀の部位の名前すら覚えていません。地稽古と掛かり稽古の違いもあやふや。先生が出す連続技の指示は、わたしには呪文のようにしか聞こえなくて、「子どもたち、よく聞き取れるなぁ」と感心するばかりです😅

でも、それでいいんだと思っています。専門知識がなくても、応援する気持ちさえあれば、親はちゃんと支えになれるから。


剣道をやってよかった——「目配り」ができる子になった

そして、6年続けて、いちばん「やっててよかった」と思うこと。

それは、息子が目配りのできる子になったことです。

きっかけは、息子が1年生のころ。まだ一人で蝶々結びができなくて困っていたとき、面付けをサッと終わらせた6年生が、スッと後ろに来て手伝ってくれたんです。

稽古中、紐がほどけたらすぐ気づいて、そっと後ろに下がらせて結び直してくれる。ゴミが落ちていたら、さっと拾う。

その姿を見て、母は感動しました。そして思ったんです。**「いつか、わが子もこんなふうになってほしい」**と。

——それから6年。

6年生になった息子は、今度は自分が後輩にそれをしてあげているんです。試合場では低学年の面倒をみて、声をかけて。自分たちのことだけじゃなく、同じチームの仲間をサポートしに行く

あぁ、剣道をやらせて、本当によかった。


まとめ:どちらの競技も、きっと正解

バスケと剣道、どちらがよかったか——正直、どちらもアリだと思っています。

団体競技でしか学べない連携や一体感も、本当にすばらしいもの。社会に出てから必要な協調性も育ちます。

でも、個人競技だと思っていた剣道で、息子はいちばん大切な「人を思いやる目」を育ててもらいました

一人で試合場に立つ。自分との戦い。——そう思っていた剣道は、実は仲間を思いやることを教えてくれる場所だったんです。

習い事を変えるのは、勇気がいります。でも、子どもが「これがやりたい」と輝いた瞬間を信じてあげれば、きっとその先に、思いがけない成長が待っています。

同じように迷っている親御さんの、背中をそっと押せたらうれしいです😊


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