今日は、剣道を続けるうえで欠かせない「サポーター」の話をしたいと思います。うちの息子も、いろいろなサポーターにお世話になってきました。それぞれの体験を、正直にお話ししますね。
サポーターデビューは「小手」でした
息子のサポーターデビューは、小手のサポーターでした。テニスプレイヤーがつけているリストバンドのような形で、手首に装着します。打突部位の部分にクッションが入っていて、痛みを和らげてくれるアイテムです。
これに、1年くらいお世話になりました。
なぜそんなに痛いのか
初心者の頃って、じつは打突が一番痛いんです。理由はシンプルで、下手くそ同士で練習するから、ちゃんと小手に命中しないんですよね。有効打突部位って、意外と面積が小さいので。
かといって、上級生と練習すると、今度は打突が強くて痛い。結局、どっちに転んでも痛い時期が、しばらく続きます。
そんな時期を支えてくれたのが、この小手サポーターでした。
サポーターなしでも平気になった
やがて、サポーターなしでも大丈夫になっていきました。……正直に言うと、サポーターをつけるのが面倒くさくなったというのも、ちょっとあるかもしれません(笑)。
卒業したサポーターの「第二の人生」
役目を終えた小手のサポーターは、今、わたしが使っています。
自宅で素振りや打ち込みの練習に付き合ってあげるとき、こちらも生身の手で受けるわけにはいきません。だって、痛いんだもの。
サポーターをつけると、これがほんとうにいいんです。痛いけど、痛くない。……我ながら変な表現ですが、これが一番しっくりくる感覚なんです。
次にお世話になったのは「踵サポーター」
小手の次にお世話になったのは、踵(かかと)のサポーターでした。マジックテープ式のものや、靴下のように履くタイプなど、いろいろな種類が売っています。
購入してから気づいたのは、踵部分のクッションだけじゃなく、フィット感が大事だということ。しっかりと足首までサポートしてくれるタイプが、わが家では好みでした。
母として求めていたのは、踵の部分の布が補強されていて長く使えるもの。でも、使用感はよかったのに、日々の稽古と洗濯を繰り返すうちに、数ヶ月で踵に穴が空いてしまい、がっかりしたこともあります。踵で踏み込む動きが多いので、傷みやすいのは仕方ないのかもしれません。
一番お世話になったのは「膝サポーター」
そして、一番長く、そして一番大切にお世話になっているのが、膝のサポーターです。
きっかけは、膝の骨が摩耗して炎症を起こしたこと。整形外科の先生に言われた言葉が、今でも忘れられません。
「剣道はジャンプスポーツですよ」
そこから2ヶ月間の安静を言い渡され、学校の体育も見学。徹底して膝を休ませました。
もう剣道ができなくなるのは絶対に嫌。そう思ってから、普段の稽古でも膝サポーターを必ずつけるようになりました。気休め程度かもしれませんが、それでも「安心して稽古できる」のだそうです。
低学年の子にとっては「憧れ」だったりする
そういえば、ある日ちょっと微笑ましいことがありました。低学年の子が息子のサポーターを見て「かっこいい!」「真似したい」「強そう!」と言っていたのです。
親としては「痛みをかばうためのアイテム」という感覚が強いのですが、小さな子にとっては、先輩が身につけているものが、それだけでかっこよく見えるんですね。サポーターひとつでも、憧れの対象になるんだなと、なんだかほっこりした出来事でした。
サポーター選び、わが家の学び
- 小手:最初は必須。痛みに慣れてきたら、自然と卒業していくことが多いです
- 踵:クッション性も大事ですが、それ以上に「フィット感」が重要でした。耐久性は商品によって差が大きいので、過信しすぎないほうが良いかもしれません
- 膝:「そのうち治るだろう」と思わず、気になる痛みがあれば早めに整形外科へ。サポーターの効果が「気休め」だとしても、安心感が稽古の質を左右することもあります
まとめ:サポーターは、痛みと向き合う知恵
小手、踵、膝——それぞれの時期に、それぞれのサポーターにお世話になってきました。痛みや不安と向き合いながら、少しずつ自分に合った付き合い方を見つけていく。それも、剣道を続けていく中でのひとつの成長なのかもしれません。
もし今、お子さんの痛みや不安に悩んでいる方がいたら、こういうアイテムに頼るのも、決して悪いことじゃないと思います。そして、憧れの目で見てくれる後輩が、いつか現れるかもしれません。
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