剣道あるある、始めます
剣道を始めて数年。気づけば、生活のあちこちに「剣道の癖」が染みついていました。今日は、そんな「あるある」を正直に集めてみます。
あるある①:どこの入口でも、つい礼をしてしまう
これ、子どもだけかと思っていたら、親も例外じゃありませんでした。
スーパーの入口で子どもが「ペコッ」とお辞儀をしてしまった話は、礼儀の記事でも少し触れたのですが、実はこれ、親も例外じゃありませんでした。
学校行事で行った体育館の入口、職場の出入り口……気づくと、頭が勝手にペコッと下がっている。そして毎回、誰も見てないかキョロキョロしてしまうという、地味に恥ずかしい行動つき。
そういえば、お葬式に行った際も、会場の入口で一礼して入ってしまいました。「……まぁ、それはそれでいいのか?」と自分でも思ったのですが、正直、お葬式の正式な作法までは詳しくないので、セーフということにしています。
あるある②:正座、もう親子で染みついてる
昔は正座なんて5分で足がしびれていたのに、今では床に座る機会があると、無意識にスッと正座してしまいます。しかも、ただ座るだけじゃなく——気づくと背筋ピンで正座しているんです。
これ、子どもも同じでした。体育の授業で床に座るとき、みんなが体操座りをする中、気づいたら正座をしてしまうらしく、「あ!」と思って周りを見渡すことがあるそうです。だから最近は、意識して体操座りをするようにしているとのこと。無意識だと、勝手に正座になってしまうんですね。
でも本人いわく、「正座からのほうが立ちやすいんだよ」とのこと。体操座りから立ち上がるより、正座から立ち上がるほうがスムーズなのだそうです。
実は、正座には「座る順番・立つ順番」が決まっている
これは今回調べて知ったのですが、剣道の正座には**「左座右起(さざうき)」**という作法があるそうです。
- 座るときは、左足から動く
- 立つときは、右足から動く
なぜかというと——武士が刀を左腰に差していた時代、座るときも立つときも、すぐに刀を抜ける体勢を保つためにこの順番になった、と言われているのだとか。
まさか、令和の体育の授業で正座するわが子の動きに、武士の名残が生きているとは思いませんでした(笑)。剣道、奥が深いです。
あるある③:かけっこの姿勢が、なんだか異様
これは子どもを見ていて気づいたこと。
運動会のかけっこで、剣道部の子たちの走る姿勢が、なんだか独特なんです。上半身が起きたまま、背筋ピンのまま走っている。前傾姿勢でぐーっと突っ込んでいく子たちの中で、剣道部の子だけ姿勢がやたら良い。
正直、その姿を見ていると、ちょっとおもしろくなってしまいます。そして、これもまた「あるある」なのですが——
かけっこで足が速くないのが、剣道部。
姿勢は美しいのに、タイムはそんなに伸びない。剣道の構えと、短距離走の走り方は、また別物なんだなぁと実感する瞬間です。
あるある④:体育館や職員室を出るとき、つい振り返る
子どもいわく、体育館を出るとき、つい振り返ってしまうらしいのです。ただの照れくさいクセ、というわけではなく——体育館に向かって、感謝の礼をしっかりしているのだとか。職員室から出るときも、同じように振り返るクセが出るそうです。
道場でも、稽古が終わったあとは道場に向かって礼をします。その習慣が、学校生活のいろいろな場所にも自然と表れているようです。
あるある⑤:気づけば、何でも素振りの道具になる
ラップの芯、ペットボトル……手に何か棒状のものを持つと、気づけば素振りが始まっています。
一度、傘で素振りをしていて、こっぴどく叱ったことがあります。そりゃそうです。傘は刃物ではありませんが、振り回せば普通に危ない。「絶対やめて」と本気で止めました。
こういう姿を見ていると、駅のホームでゴルフのスイングをしているおじさんを思い出します。きっとどんな競技でも、体に染み込んだ動きというのは、無意識に出てしまうものなんでしょうね。
まとめ:気づけば、生活の中に剣道あり
道場の外でも礼をしてしまう。体育館を出るとき、つい振り返ってしまう。正座が平気になる。走る姿勢まで変わる。棒状のものを見れば、つい素振りしてしまう。
剣道は、竹刀を持っているときだけのものじゃなく、知らないうちに、生活のクセにまでなっているんだなと感じます。同じような「あるある」、他のご家庭にもきっとあるはず。見つけたら、また追加していきたいと思います。
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